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子どもに嫌われる親の怒り方【塾講師】

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はじめに

生徒に嫌われる親の特徴・・・、

と言われると、実に多くの特徴があります。

今回はその中でも『怒り方がヘタな親』について述べていきたいと思います。

 

子どもの教育のタメ、

時に子どもを怒るのは親として避けられません。

ですが怒るというのは諸刃の剣です。

やり方ひとつで良い方向にもダメな方向にも進めることができてしまいます。

熟練の塾講師でも正しく怒れない人はたくさんいるくらいです。

kamino-clover.hatenablog.com

 

 

日本全体に『怒らないのが安パイ』という風潮がある気がします。

確かに怒らなければ子どもに嫌われることはない。

リスクを冒してまでムリに挑戦しようとしない。

実に日本人らしい考え方だと思います。

 

ですがこれは絶対にやめたほうがいいと思います。

確かに怒らなければ失敗することはないと思うかもしれない。

ですが実際、嫌われる覚悟のない親は結局嫌われます。

自立した大人に成長させるため、子どもを正しく導くため、

怒るという行為はとても重要なのです。

 

私も塾講師として怒らねばならない立場を何度も経験しました。

成功したこともあれば、失敗したことだってもちろんあります。

その経験の中で分かったことをこれからお伝えしていこうと思います。

こういう怒り方はしないほうがいい、という話を中心に展開していきます。

最後までご覧くださいませ。

 

 

 

怒るのがヘタな親の特徴①

一つ目は感情任せに怒る親ですね。

自身のストレスを発散するためだけの怒号。

子どものためではなく、自分のためだけに怒っている。

こういう親はヘタだなと思いますね。

もはやヘタという言葉でもぬるいくらいです。

ストレス発散に子どもを怒る親は親失格だといってもいいですね。

 

子どもを怒る、

その行為の目的を忘れてはいけません。

怒るのはあくまで子どもを正しく導くためにすること。

ストレス発散に怒るのは所詮自己満足です。

 

このストレス社会、

社会人としてだけでなく、子育てでも思い通りにいかない。

そうなればフラストレーションもたまります。

イライラするし、誰かに怒り散らかしたくなることもあるでしょう。

だからといって立場が低くてイジメやすい子どもを怒るのはただの八つ当たり。

弱い者いじめと変わりません。

こんなことをするなら会社の上司に怒鳴り散らした方がまだ立派だと思いますよ。

 

 

怒るのがヘタな親の特徴②

二つ目は理由が明確でないのに怒るパターンですね。

何度も言うようですが、怒る目的を忘れてはなりません。

目的はあくまで子どもを正しく導くこと。

間違った方向に進んでいる子どもを正しい道に導くために怒るのです。

 

それなのに怒っている親自身が間違った方向に進んでいる。

あまりにゆがんだ構造ですね。

間違った方向に進んでいる大人に怒る資格はありません。

まずは自身が道を間違えないためにも、目的をはっきりと覚えておきましょう。

 

そして子どもが間違った方向に進んでいるとき、

例えば

勉強しないといけないのがわかっているクセに怠けてしまう、

誰かを無自覚に傷つけている、

自暴自棄になって自ら破滅に進もうとしている、

こんな時に怒るべきです。

そして子どもがはっと目が覚めるきっかけを作る。

そのために怒るのです。

こうした明確な目的もなく、感情的になるのはただの八つ当たりです。

気をつけてください。

 

 

怒るのがヘタな親の特徴③

三つ目は普段から怒ってばかりである親ですね。

普段から怒られる子どもの心中を察してみてください。

『はいはい、いつものお家芸ですね・・・』とあきれられるだけです。

大人のクセにみっともないことしているように見えるだけです。

 

怒られることにも、数を重ねれば子どもは慣れます。

怖いなんて思わなくなりますし、むしろ哀れに思われるだけです。

 

逆に普段は怒らない人を想像してほしい。

普段は怒らないし、何なら優しい良い人なんです。

ですがこういう人にいきなり怒られたら子どもにとっては痛烈な刺激です。

予想外の怒号に驚き、動揺します。

心を揺さぶられ、言葉の一つ一つが身に沁みます。

こうやって感情に訴えかけてくるからこそ、怒ることに意味があるのです。

 

普段から怒っている人の怒号は全く感情を揺さぶりません。

うっとうしさがあるだけです。

普段から怒っていると、だんだん効果が薄れていくことを覚えておいてください。

普段は優しく、良き理解者であることに徹したほうが良いと思います。

 

 

さいごに

子どもは薄々感づいているのです。

自分が間違った方向に進んでいるかもしれないと。

でもその道は誘惑に満ちている。

だから間違っているとわかってもその道を突き進もうとするんです。

誰かが注意したり怒ったりしない限り、ラクで間違った道を進むのは明確です。

 

だからこそ怒って感情に訴えかけ、正しい道に引き戻すことで改善させる。

それが親の役目であり、怒るという行為の正当な理由となりえるのです。

 

塾講師をしている中で私も経験しました。

その生徒は野球部特有の生意気な中学生でした。

宿題はやって来ないし、常にナメた態度が表に出ています。

 

そんな彼に私は思い切って感情的に怒りました。

『やる気がないならこの塾をやめろ!』

『高い金を払って大して勉強もしない、そんな中途半端なことをするな!』と。

さすがに本人も思うことがあったらしく、

それまで見たこともないほど落ち込んでいました。

 

次の授業から明らかに授業への姿勢が変わりましたね。

宿題をやってくるし、ナメた態度も取らなくなりました。

授業の内容もそれまでよりはるかに身についていましたね。

そして自習中に友達から話しかけられても無視するようになりました。

詳しくはこちらを参照してください。

 

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こちらの教えをきちんと守るようになりましたね。

 

彼だって元はわかっていたはずなんです。

『いつまでもナメた態度で授業を受けてもいいことなんてない』と。

でもそっちの方がラク

だからつい甘えた態度が出がちだったんですよね。

それが一度の説教で絶大な効果を発揮し、きちんと態度を改めるようになりました。

こちらが嫌われることを恐れ、怒らなかったら彼は今もダメなままでしたね。

 

やり方をきちんと覚える。

正しい怒り方を身に着ける。

そして間違った怒り方を絶対にしない。

そうすれば、きちんと子どもを正しく導ける親にもなれるはずです。

そのことを今回の記事から痛感してほしいなと思います。

 

 

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