塾講師カミノ@塾のお悩み解決部屋

受験が嫌いな現役塾講師です

【雑談】受験強者は頭が悪い【塾講師】

f:id:kamino_clover:20211128234052p:plain

 

はじめに

世間的に『高学歴はかっこいい』というイメージがありますよね。

早稲田大学慶応義塾大学を卒業している人はそれだけでカッコよく見えます。

東大や京大を卒業している人となると、雲の上の存在。

といったイメージがあるのではないでしょうか。

 

まず、高学歴は努力家なイメージがあると思います。

一日に10時間以上の勉強は当たり前、

それを毎日継続できる。

そんな彼らに憧れる人も多いでしょう。

 

そして才能があるようにも思えるでしょう。

決して努力では達することのできない境地。

並の人間がどれだけ抗っても達することのできない世界に生きていますからね。

その才能を羨望する人も多いのではないでしょうか。

 

そして何より、将来有望ですね。

官僚や大企業の幹部、医者や政治家といった勝ち組の生き方を貫くことができる。

そんな彼らを異性として好意をいだいてしまうのも無理ないことかもしれません。

 

ですが塾講師として受験強者を見ると、世間のイメージとは全く異なります。

塾講師から見たら、高学歴ってちっともカッコよくないです。

何ならカッコ悪いとすら思います。

どうしてこんなにも世間のイメージが良いのか、不思議でならないくらいです。

 

 

受験強者は従順

皆さんはどんな生徒が受験強者になれると思いますか?

努力家な生徒ですか?

才能のある生徒ですか?

自分の芯を持った強い生徒ですか?

 

実際にはいずれも異なります。

受験強者は常に先生方に従順です。

先生方に服従するといっても過言ではありません。

そういう生徒ばかりが受験に成功すると私は思っています。

仮に先生が『死ね!』と言ったら迷わず死ねる、

そういう生徒が受験に成功するのだと思っています。

 

逆に少しでも先生の発言を疑問に思った生徒は受験に失敗しやすくなります。

先生の言うとおりの学習方法、

先生の言うとおりの学習時間、

先生の言うとおりの生活習慣、

先生の言うとおりの解き方、

これらをすべて徹底できる人が合格できます。

 

これらを完遂するため、自分のことはすべて犠牲にしなければならない

これが受験強者です。

『これってこう解いた方がよくない?』

心でそう思っても、それを実践せずに先生の命令通りに解く。

そうでないと受験強者にはなれません。

 

自分の自由時間すべてを犠牲にする、

それでも何の不満も持たずに時間のすべてを勉強にささげる

時間だけでなく、友達や恋人との時間だって犠牲にする。

一人の時間すら自由に使えない。

それでも耐えられるという生徒が受験強者になりやすいのです。

これらは決して大げさな話ではないですよ。

 

自分の意志を持ってはなりません

これが受験強者のあり方です。

自分が正しいと思っても、先生が間違いと言ったらすべて間違いになる。

そう思うつもりで勉強に挑まねばならないのです。

 

普通の生徒ならこうした受験の在り方をおかしく思いますよね。

でも受験強者になるためにはこれをおかしいと思ってはいけません。

そう割り切って従順を貫く生徒が受験強者になれるのです。

 

こういう生徒は本当に頭がいいのでしょうか?

私は正直、頭が悪いと思いますね。

本当に頭がいいなら、先生の言うことでも疑います。

そして反抗し、自分のやり方を貫きます

その結果入試に失敗したとしても、自分を貫けたら文句はない。

そう思う生徒こそ、真に頭のいい生徒なのではないかと私は思いますね。

 

 

受験強者に見る日本社会の影

日本社会では言いなりが得をします。

これは先ほど述べた受験の在り方からも垣間見えると思います。

 

例えば官僚の出世競争。

彼らは出世するために、失敗しないことを重視します。

そのためには上司の言いなりになるのが一番賢いのです。

 

そうすれば仮に失敗したとしても、それを上司のせいにできます。

失敗を自分のせいでないと主張できます。

責任のすべてを上司に丸投げする。

そうしないと出世競争から離脱してしまう。

 

失敗しない人が出世する。

失敗しないチキンが牛耳っているのが今の日本というわけです。

こんなリーダーシップのかけらもない人が日本を仕切っている。

そりゃ、日本社会も腐りますよ。

 

会社でもそうです。

上司に逆らえない、意見できない。

逆らわない人ほど得をする。

そういう残念な国を作っている根源は、間違いなく受験にあると思いますね。

 

 

さいごに

何度でもはっきり言います。

受験強者は頭が悪いです。

こんな言いなり人間として生きていく人が賢いわけがありません。

 

何度でも意欲的に挑戦し、たくさん失敗する。

その失敗を糧にして大きな何かを成し遂げる。

これができる人のほうがよほど賢いと思います。

 

海外でもそういう風潮はあると思います。

海外でもたくさん失敗し、経験を積み重ねていく人を受け入れる傾向があります。

そういう人が偉いポジションに立ち、リーダーとして機能するのです。

 

日本だけですよ、誰かの命令がないと何もできないチキンがリーダーの国なんて。

失敗を恐れ、自分から何かを成し遂げようとすることもできない。

向上心のかけらもないチキンに権力与えて何になるというのだろう?

なんで誰もそこに疑問をいだかないのだろう?

私はそう思いますね。

 

さて、話を戻します。

世間のイメージで受験強者は努力家で才能があって将来有望なかっこいい人、

というイメージがあるという話をしました。

 

ですが受験強者は所詮ただのチキン

上からの命令がないと何もできない臆病者でしかありません。

 

本当に強い人というのは受験そのものに疑問をいだきます

そして自ら挑戦し、失敗を重ねて大きなことを成し遂げる。

そういう人こそ、真にかっこいい人なのではないでしょうか。

 

受験をそこそこに、自分の意志で自分のやりたいことを決める。

それがきちんと受け入れられてこそ、日本全体が向上するのだと思います。

受験強者は決してカッコよくありません

自分の道を自分で切り開く、

そういう生き方を貫いてもいいんじゃないかと思いますね。

 

チキンばかりが優遇されるのではなく、向上心が尊重される。

そんな日本になってほしいと、私は常日頃から思っています。

そういう意味でも、早く受験至上主義な教育の在り方が変わってほしい!

 

kamino-clover.hatenablog.com